こんにちは!ママの学びを応援する香川県高松市の英語教室KOJO Englishです。
いきなりですが、わたしが少し前に沈んだ気持ちになった話から。
うちは転勤族です。
いつかまた引っ越しすることが当然ですが決まっています。
子どもたちはピアノを習っています。
娘がピアノを習うときに、先生から
「電子ピアノやキーボードではなく、できればピアノを」
と言われていたんです。
これ、あるあるですよね!!
わたしもピアノ経験者で、実家の親もまず初めに電子ピアノを買っていたのに、先生からピアノにするよう言われ、アップライトですがピアノに買い替えた話は聞いていました。
普通のサラリーマン家庭で、そんなに余裕はなかったはずです。親には感謝しかないです。
なので、ピアノのタッチと、キーボードのタッチ、全然違うのはわかります。
ですが、今の狭いマンションにピアノを置けるスペースはありません・・・
まず、家に運べるのか?という。(そこから?笑)
いつか持ち家に定住できるようになれば、可能な話。
でも、そのころには子どもたちピアノ続けてるかな?(笑)
それはさておき。
娘が、ピアノのレッスンの帰りの車でシクシク泣いていたことがありました。
その時は詳しく聞かず、落ちついてから娘から話を聞くと。
その日は指導をいろいろと受けたみたいなのです。
どうやらタッチのことも指摘されたみたいなんですね。
キーボードで練習しているから、いざピアノを弾くと、鍵盤をしっかり弾けていないようなのです。
キーボードしか用意できず申し訳ない気持ちになったのと同時に、
「ピアノを買えない家庭だと、ピアノ習っちゃいけないのかな・・・」
と悲しい気持ちになりました。
娘は今はピアノを買えないという状況を分かっているだけに、わたしに面と向かって言えずに、シクシク泣いていたんでしょう。
ピアノの先生は、タッチのことを指導なさるのは当然のことですよね。
キーボードが原因なのもわかります。
環境を整えることの大切さ、よくわかります。
でも、たとえキーボードでも、ピアノを弾けるようになりたいとレッスンを受けるのはよくないことなのでしょうか。
うちの子は、ピアノで何か高い目標を目指しているわけではないんです。
自分の好きな曲を自由に弾けるようになりたいという気持ち。
これが大きな理由だと思います。
わたしも練習は嫌いで、レッスン前に慌てて練習していたみたいですが(笑)
小学校で合唱コンクールや卒業式の歌の伴奏をできたことは、その当時の自分の自信につながったと思うんですね。
子どもたちにとって、ピアノを習うことがどんな自信につながっていくのか、それは人それぞれなのでわかりませんが。
今の限られた環境の中で、どうやっていくか。
これって、おうち英語でも同じだと思ったんです。
世間には100万円近くする教材もあります。
揃えてあげられれば、そりゃあいいですよね!!
でも、英語の教材に100万円をかけられるおうちばかりではない。
優先順位だってあると思います。
何が何でも子どもにはバイリンガルになってほしい!
バイリンガルにしたい!
このように考えるご家庭と。
英語を好きになってほしい!
一緒に英語の時間を楽しみたい!
このように考えるご家庭もあります。
我が家の場合は、子ども自身がいつか
「英語の勉強を真剣にやりたい!!」
と思ったときに、効果を発揮するような英語学習の素地・基礎を、子どものうちだからこそ簡単に吸収できる時期に作ってあげたい。
こんな気持ちで接しています。
日本では、今のところ英語ペラペラじゃなくても生きていけますが。
子どもたちが就職したりする頃、今とは違った状況になっているでしょう。
でもそんな頃まで、親が「英語を勉強しなさい!」って無理やり勉強させられない。
言う親もいるのかもしれませんが(笑)
何をやるかは将来の彼自身・彼女自身が選ぶことです。
我が子が赤ちゃんから小学生の低学年くらいの、じっくり関われる時期に、何を優先させて、自分には何ができて、どういう時間を過ごしたいのか。
こればっかりは、違うおうちのケースをそっくりそのままというわけにはいかないと思います。
方針(ポリシー)を、おうちの方(ママ)が、しっかり決めること。
くれぐれも無理をしないこと。
その後は、その自分が決めたことに従って、決めたとおりにやればいいんです。
もし気持ちや状況が変わったときは、そのたび修正していけばいい。
誰かが毎日○時間してるから、とか、○○もやってるから、とか、参考にできることはしてもいいですが、鵜呑みにしないこと。
我が子を一番理解しているのは、ママなので。
自分がこれがいい!と思った環境づくりをする。
これに尽きると思います。
このようなことを、いつかママさん方とじっくりおしゃべりしたいなぁと思っています!
わたしは、学校英語でしか英語を学んできていなくて、今になって苦労していることがたくさんあります。
ですので、もし子どもの頃にこういうことをやっていたら、英語との付き合い方が全く違っていただろうなということが、よくわかります。
我が子がまずは実験台ですが、レッスンを受けてくださるママさんにお伝えすることで、おうちでの英語の時間を通して、間接的にお子さんの英語力の基礎を育んでいけたらいいなと思って活動しています!
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