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【英語苦手ママ対象】フォニックスを体験!KOJO English版

こんにちは!親子の学びを応援する香川県高松市の英語教室KOJO Englishです。

Instagramを見ていると、特に3月に入ってから英語教材の広告の数が増えた気がするんです。

新年度のスタートですもんね!

宣伝文句が「フォニックスも学べる!」や、「フォニックス体験セット」などと、フォニックスという言葉を目にする機会が多いなぁって思いませんか?

宣伝文句を見ると「フォニックス」って、いいものなんだろうなーとは思うけど。

でもどういうものなの?なにがいいの?

と漠然と気になっている方のために、子どもたちがフォニックスを学ぶと、英語をどのように読み書きできるようになるのか、ここで実際に体験してみましょう!

体験してみたら、なぜフォニックスが今こんなに盛んに英語教育で取り入れられているのか、ピンとくると思います。

というのも、子どもだけでなく、大人でも、フォニックスを理解できていると、知らない単語でも読み方が分かりますし、正しい発音につながるんです。

いきなりですが、このCHOMPって単語知ってますか?

わたし、実は知りませんでした💦

先日、子どもに読んでいた絵本で、この単語に出会ったんです。

字を見て一瞬焦りました。何これ?って。

よく日本語で使うチョップはchopだし。じゃあこれはいったい?って。

では、もっと引き気味の写真を。

スイカを大きな口で食べようとしているワニさん。

食べているときの音か、食べる関係の動詞だという予想がつきますよね。

意味はここはざっくりでいいわけで。

ママが読み聞かせするときは、聞かれない限り無理に訳す必要はないからです。

あと必要になるのは、文字と音(発音)の関係(ルール)です。

ここで、フォニックスの登場!!

chompをまずは分解します。

この場合、chomp に分けることができます。

母音は o だけです。

o の音は、hotのoと同じで、口を縦に大きく3本分くらい開けて出す音。

オのようなアのような音になります。

子音は ch と m と p ですね。

chopとchompの違いは、mが間に入るか入らないか。

chの音は、chocolateのchとも一緒。難しい音ではありません。

mの音は、唇と唇をしっかり閉じて、鼻から出す音。

ということで、chompの発音はこうなります。

まずchの音を出したと同時に口を縦に大きく開けoの音を出し、すぐに口をぴったり強く閉じて鼻からmの音を出し、最後pの音はmで閉じた唇で一瞬息を止めて、息を鋭く出す。

動きはなめらかにつながっています。一つ一つの動きは独立していません。

そして、mがあるかないかの差のchopとchomp、どちらも動詞で使われるという共通点。

ということは、mの音の存在をしっかり出せないと、意味が変わっちゃいます。

mの音って、意外と難しいんですよ。気の抜けない音なんです。

あと1つ補足すると。

chompは母音が1つ(o)しかないので、手をポンとたたく1拍の中に、4つの音(音素)をchompと素早い速さで入れないといけないのが、日本語と違って難しいんですよね。

これが日本語的発音をカタカナで書くとしたら、チョンプ。英語らしく近づけたカタカナで書いてもチャムプなので、チャ、ム、プ、と3拍の音ですよね。

リズムの全く違う言語だというのが、なんとなくお分かりいただけたでしょうか。

ここで、待てよ?と思った方はわたしと一緒♪

champって単語無かった?あれって、chompとどう違うの?って。

champはchampion(チャンピオン)の略ですね。

でも、日本人は、champ も chompも同じ発音で片づけてしまいます

aとoの音、全然出し方が違う母音です。

ですがこのchampとchomp、日本人の大人は聴き分けできない人がかなりの割合いると思われます💦

なぜなら、チャンプとどちらも同じに発音しちゃうから。

日本語には、aの音もoの音もないから、チャと日本語の音に置き換えちゃうんですよね~。無理もありません。

だから、champとchompの違いが分からないんですね。

さてさて。結局、chompはどんな意味なのか。

ぜひ今日は英英辞書でどうぞ!

chomp
1. to chew food noisily: 2. to chew food noisily: 3. to bite...

 

今日取り上げた本はこちら↑

長くなりましたが、ここまで説明したのは、見慣れない単語でもフォニックスを知っていれば読めますよ!という話です。

フォニックスは読み書きのためのものなので、子どもたちは、文字が読めるようになるだけではなく、次は文字を書くステップにも進んでいきます。

一方、大人の場合は、アルファベットを書くことについては、中学校から書いてきているので、今更ながら書く練習しなくても書けますね。

重要なのは。

学校で習ったことのある英語は理解できるし書けるけど、正しく発音できてる?

というところ。

英語が得意だったり、苦手だったり、いろいろな方がいらっしゃるとは思いますが、ここでは簡単なcatやdogをを例に挙げてみます。

読んで理解できるし、書けます。

ただ、日本人の発音するcatはキャットとなりがちだし、dogはドッグとなりがち。

カタカナにどうしても引きずられてしまいます。

カタカナは日本語なので、キャットやドッグは英語じゃありません。

第一、口の動きが100%変わります。

じゃあ、catはどのように発音するのか、dogはドッグとどう違うのか。

日本人が発音するcatやdogは、英語のcatとdogにどう変えていけるのか

このことにもフォニックスは力を貸してくれます!

フォニックスを知ると発音が100%変わるというような単純な話ではないのですが、正しい音とセットで学ぶことで、発音を変えていけるのは確かです。

正しい音とセットじゃないと、せっかくのフォニックスも意味がないですね。

ある程度の年齢のお子さんなら、口元を見て音を聞けば、感覚で耳コピできます。

でも、大人は無理です。中学生でももう無理らしいですよ!

なので、理屈を知る必要があるんですよね。

わたしは、英語が苦手な人と得意な人の中間的な存在だと思っていて。

バイリンガルではなく、留学経験もなく、思うように英語を話せません。

英語でのコミュニケーション能力に自信がありません。瞬発力がないですね💦

ここは、英語が苦手だなと思うママさんと一緒です。

でも、英会話が苦手なわたしも、英語は好きなんです。

好きだからこそ、英語の発音の勉強に取り組みはじめ、教えるのが好きですし、今に至っています。

10代20代で留学して、身体で英語を身につけた方とは違い、日本で英語を勉強してきたので、苦労するポイントが分かります。

実際のところ、わたし自身30代で発音を一から変えようとしていますが、そう簡単なものではありません。

これまでに身についてしまった癖がありますし、日常生活で日本語しか話していないので、口の筋肉が英語対応していないんですよね。

それでも、発音を学ぶ前と、現在では、確実に変わっています。

あとは、「本人がどこまでのレベルを求めるか」だと思っています。

▪お子さんと英語を通して関わったり、お子さんの英語習得のサポート役として、役に立つ知識を学ぶ

▪海外旅行に行く際に、自信を持って英語を話せるために発音を学ぶ

▪映画や海外ドラマを英語で楽しみたいから、リスニング力を上げるために発音を学ぶ

▪英検やTOEICなど、資格試験のために発音を学ぶ

それぞれ人によって、目的は様々ですし、目指す方向性も違います。

目指す目標が高ければ高いほど、日頃からたくさん練習しなければならないので、費やす時間は多くなりますね。

もし、お子さんのために発音を学びたいという方だとしたら、お子さんと関わる時間がすべて練習の時間になります。

練習というと、1人で黙々と練習しなきゃいけないのかなって思われるかもしれませんが、そうではありません。

英語の歌を歌う、英語絵本を読み聞かせたり一緒に読んでみる、一緒に英語のゲームで遊ぶなど。

お子さんと英語を使って過ごす時間は、立派な練習時間です!

なので、ぜひ軽い気持ちで、フォニックスだったり発音について学ぶ機会を作ってみてほしいなぁというのが、わたしから一番お伝えしたいことです♡

英語教材買ったから、うちはもう安心!ではありません。

お母さんの働きかけが、お子さんのチカラに直結します!

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